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練習パッドの選び方ガイド|種類・サイズ・おすすめモデルを徹底解説

ドラマーの自宅練習に欠かせない練習パッド。素材・サイズ・おすすめモデルから具体的な練習メニューまで、初心者にもわかりやすく解説します。Vic Firth・Evans・Remoなど主要ブランドも紹介。

ドラムを練習したいけど、スタジオに行く時間もお金もない……

そんなとき頼りになるのが「練習パッド」です。家でもオフィスでも、どこでも基礎練習ができる、ドラマーにとっての必需品ですね!

ただ、いざ買おうと思って楽器店や通販を覗いてみると、種類がやたら多くて「どれ選べばいいの……」となる方も多いんじゃないかと思います。この記事では、練習パッドの選び方とおすすめモデルを、(独断と偏見込みで)わかりやすく解説していきますね!


練習パッドって本当に必要?

「家で叩く時間あるなら、スタジオで叩いた方がいいんじゃ?」と思うかもしれませんが、練習パッドには明確なメリットがあります。

  • 基礎練習に集中できる:シングルストローク・ダブルストローク・ルーディメンツなど、基礎を反復するのに最適
  • 音が静か:マンションでもOK(モデルにもよりますが)
  • 持ち運べる:スタジオに行く前のウォームアップ、出張先での練習にも
  • テレビを観ながらでもできる:「ながら練習」の最強パートナー

プロドラマーで「練習パッドを使わない」という人を見たことがないくらい、定番の練習ツールですね!


練習パッドの素材で選ぶ

練習パッドの「打面」の素材によって、打感・音量・耐久性が変わります。まずは主要な3素材を押さえておきましょう。

ゴム(ラバー)── 一番スタンダード

最も普及している素材で、ほぼすべての練習パッドに使われています。

  • 打感:適度な反発があり、生ドラムに近い感覚で叩ける
  • 音量:「タンタン」「ポンポン」と中程度の音が出る
  • 耐久性:かなり高く、長く使える

「迷ったらまずゴム製パッド」というくらいの定番です。

メッシュ(網目状)── 静音性重視

電子ドラムでもおなじみのメッシュ素材を使った練習パッドです。

  • 打感:リバウンドが非常に強く、指を使ったコントロール練習や長時間のロール練習でも疲れにくい
  • 音量:「シュッ」「サッ」とかなり静か。マンションの深夜練習にも安心
  • 耐久性:強く叩き続けると伸びることがある

ただし、生ドラムのリバウンド感とは少し離れるので、「実力以上に速く叩けてしまう」という点には注意。スタジオで本物のスネアを叩いた時のギャップに戸惑うこともあります。とにかく音を出したくない方や、細かいフィンガーコントロールを磨きたい方には最適な選択肢ですね!

布(フェルト・モフモフ素材)── 打撃音を極限まで抑えたタイプ

打面が布や柔らかい素材でできた、超静音タイプのパッドです。

  • 打感:反発がほぼなく、コントロール重視の練習向き
  • 音量:「トン」「ポフッ」と極めて小さい打撃音
  • 耐久性:素材によるが基本的に高い

打感が独特なので好みが分かれますが、「指の力でスティックをコントロールする感覚」を養うのに向いています。

注意:いくら打撃音が小さくても、机や床に伝わる「打撃振動」までゼロにはなりません。集合住宅で夜間に叩く場合は、パッドの下に防振マットを敷くなど、別途の振動対策も組み合わせるのがおすすめです。


サイズで選ぶ

練習パッドのサイズは「直径」で表記されます。一般的には6インチ〜12インチくらいが主流ですね。

サイズ特徴おすすめの用途
6インチ超コンパクト、膝の上でも叩ける出先での練習・カバンに入れて持ち運び
8インチバランス型、最も普及自宅・スタジオでの定番サイズ
10〜12インチスネアに近いサイズ感本格的な基礎練習・リアルな感覚

迷ったら8インチが安牌かなと思います。コンパクトすぎず大きすぎず、いろんな場面で使える万能サイズですね!


おすすめモデル(メーカー別)

Vic Firth ── 練習パッドの王道

スティックでおなじみのVic Firthは、練習パッドのラインナップも豊富です。

  • Vic Firth PAD6 / PAD12:6インチ・12インチの定番モデル。打面はグレーのラバーで、裏面は滑り止め付きの片面仕様
  • Heavy Hitter(ヘビーヒッター)シリーズ:パワー系ドラマー向けの厚手モデル。一部に両面仕様(2-Sided Stock Pad)もあり

シンプルで丈夫、価格もお手頃。最初の1枚として迷ったらこれかなと思います!

Evans RealFeel(リアルフィール)── 世界的なスタンダード練習パッド

D’Addario / Evans が手がける、世界中のドラマーに長年支持される定番モデル。

  • 打感が生ドラムに非常に近い「リアル」な感触
  • 6インチ・12インチを中心とした幅広いサイズ展開
  • 片面ハード・片面ソフトの両面仕様モデルもあり
  • スタンドに取り付けるためのネジ穴付き

「これを買っておけば間違いない」というレベルの定番品。プロも愛用者が多いです。

Remo(レモ)── ヘッドメーカーの本気

ドラムヘッドの最大手Remoが手がける練習パッド。

  • Remo Tunable Practice Pad:本物のドラムヘッドを使ったチューニング可能なパッド。テンションを調整できる
  • ヘッド交換も可能で、長く使える

「ヘッドの感触に近いリアルさ」が魅力ですね!

Pearl ── 国内ブランドの安心感

Pearlも実用的な練習パッドを展開しています。

  • Pearl RP-12:タムタム用練習ラバーパッド。タムに被せて静音化+打感調整に使う用途向け
  • **Pearl PDR-08(プラクティスドラム)**などスネア型・パッド型もラインナップ

国内流通量が多く入手しやすいのが魅力。用途(独立練習パッドか、既存ドラムに被せるか)に合わせて選びましょう。

番外編:RTOM Black Hole(ブラックホール)

超静音タイプを探しているならこれ。「Moongel」で知られるRTOM社の練習パッドで、メッシュ+特殊構造により打撃音を極限まで抑えられるため、マンション住まいのドラマーから人気があります。ただし、打感のリアルさはゴム製パッドより独特なので、「とにかく音を出したくない」場面用と割り切るのがおすすめです。


見落としがちな「土台の重さ」も大事

打面の素材以外で意外と差が出るのが、パッドのベース部分(土台)の重量と密度です。

  • 安いプラスチック土台:軽すぎて跳ね返りが不自然、机の上で滑る
  • MDF(中質繊維板)や木製ベース:しっかりとした重量感があり、手首に優しい自然なリバウンド

EvansのRealFeelやVic Firthの定番モデルは、しっかりした厚みのある木製・MDF系ベースを採用しており、この「ズシッとした安定感」が長時間練習しても疲れにくい打感を生んでいます。価格を抑えた激安パッドだと土台が軽すぎて「叩くたびに動いてしまう」「跳ね返りが妙にバウンドしすぎる」みたいなことがあるので、ここはケチらずに定番ブランドを選ぶのがおすすめですね。


スネア型パッドという選択肢

通常の練習パッドは「平らな円盤」状ですが、本物のスネアドラムにそっくりな「スネア型パッド」も存在します。

  • 本物のスネアと同じスタンドに立てられる
  • リムショットや細かいニュアンスの練習もできる
  • サイズもスネアと同じ14インチ

価格は通常パッドより高めですが、「本番に近い感覚で練習したい」という方には最強の選択肢ですね!


スタンドの種類で選び方が変わる

練習パッドを買うときに見落としがちなのが「どうやって設置するか」です。実はスタンドへの取り付け方は大きく2種類あり、パッドのタイプによって使えるスタンドが違います。

卓上タイプ

机やテーブルに置いて使うタイプ。安価で手軽ですが、高さが固定されるのが難点ですね。

ネジ式(8mmネジ穴付きパッド)

6〜12インチくらいの一般的な練習パッドの裏面に標準装備されている「8mmネジ穴」を使うタイプです。

  • 取り付け先:シンバルスタンドや、専用の細いパッドスタンド
  • アタッチメント(数百円〜)を別途用意して、ネジで固定する仕組み
  • 軽量パッドに向いている

載せる式(スネア型・大型パッド)

本物のスネアと同じ14インチサイズや、スネア型のパッドはネジ穴ではなく**本物のスネアスタンド(3本のアームでカゴのように受けるタイプ)**に載せて固定します。

  • 取り付け先:スネアスタンド(ハードウェア店で売っている標準的なもの)
  • 本物のスネアと同じ高さ・角度で練習できる
  • 重量があるパッドも安定して設置できる

ここを混同しがちなので注意!「ネジ穴タイプの練習パッドをスネアスタンドにそのまま載せる」はうまくいきません。ネジ穴タイプはシンバルスタンドや専用パッドスタンド、スネア型はスネアスタンド、と覚えておくと迷わないですね!


練習パッドを使った基礎メニュー

せっかく練習パッドを買っても、何をすればいいかわからないと続きません。鉄板の練習メニューを紹介しますね!

1. シングルストローク(RLRL)

左右交互に同じ強さで叩く、すべての基本中の基本。BPM60から始めて、徐々にテンポを上げていきましょう。

2. ダブルストローク(RRLL)

片手で2回連続して叩く奏法。リバウンド(スティックの跳ね返り)を使ってコントロールするのがコツです。

3. パラディドル(RLRR LRLL)

シングルとダブルを組み合わせた、フィルインで超よく使うパターン。これがスムーズに叩けるとドラムの表現力が一気に広がります。

4. アクセント練習

8分音符でRLRL叩きながら、特定の音だけ強く叩く練習。例えば「1拍目だけアクセント」など。ダイナミクスのコントロールが身につきます。

5. メトロノームを使った安定練習

BPM60〜100あたりで「全部の音を完全に揃える」ことだけを意識して叩く練習。地味ですが、これが最も上達に効きます。

毎日10〜15分でも続けると、確実に基礎力がつきますよ!


予算別おすすめ

予算おすすめ
〜3,000円Vic Firth PAD6(コンパクトモデル)
〜5,000円Evans RealFeel 6インチ/Remo Tunable Practice Pad(6・8インチ)
〜8,000円Evans RealFeel 12インチ(定番フルサイズ)
〜15,000円高級消音メッシュパッド+専用スタンドセット
本格派スネア型パッド+スネアスタンド

まとめ

練習パッド選びのポイントはこんな感じです!

  • まずはゴム素材・8インチを基本に検討
  • 静音性を最優先ならメッシュまたはMoongel系の超静音タイプ
  • 定番ブランドならEvans RealFeelVic Firthで間違いなし
  • 立てて使いたいなら、ネジ穴タイプ+シンバルスタンド or スネア型+スネアスタンド

練習パッドは「上達のための投資」として一番コスパが良いアイテムだと思います。1枚買って毎日10分叩くだけで、半年後の自分が確実に変わりますよ!

「自分にどのパッドが合うかわからない」という方は、機材診断ツールで予算やプレイスタイルからおすすめを提案できますので、ぜひ活用してみてください。練習メニューと合わせて、スティックの選び方リムショットの種類と使い方の記事も参考になるかと思います!

DrumNaviでは引き続き、上達と機材選びに役立つ情報をお届けします!

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この記事を書いた人

まさ

ドラムメーカーのマーケティングマネージャー。元V系インディーズバンドのドラマー&ドラム講師。 中小企業診断士として、ビジネスと音楽の両面からドラム・機材情報を発信しています。

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