Glossary
📖 ドラム用語集
ドラム初心者向けに、パーツ・シンバル・ヘッド・奏法の用語をまとめました。各用語をクリックすると詳細ページが開きます。
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ドラムセットのタイコ類
- バスドラム(キック) →
- ドラムセットの中で一番大きく、床に置かれている太鼓。足でペダルを踏んで鳴らし、バンドの低音を支える。
- スネアドラム →
- ドラムセットの中心的存在。「タッタッ」という歯切れの良い音が特徴。口径14インチが標準サイズ。
- ピッコロスネア →
- 深さが浅い(一般的に3〜4インチ程度)スネアドラムの総称。口径は通常の14インチまたは13インチで作られることが多い。高音域でレスポンスが早く、サブスネア用途やラテン・ポップスのアクセントに使われる。
- タムタム(ハイタム・ロータム) →
- バスドラムの上などにセットされる太鼓。サイズによって音の高さが異なり、複数並べてフレーズを叩くのに使われる。
- フロアタム →
- 床(フロア)に足(レッグ)を立てて直接置く大きめのタム。低い音が出る。
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シンバル類
- ハイハット →
- 2枚のシンバルを重ねたもの。専用スタンドにセットし、足のペダルで開閉させたりスティックで叩いてリズムを刻む。
- クラッシュシンバル →
- 曲の展開の変わり目などで「ジャーン!」とアクセントをつけるために叩くシンバル。
- ライドシンバル →
- リズム刻み(特に8分音符など)に使われる、20インチ前後の大きめのシンバル。ハイハットより重く、余韻が長く、開放的なサウンドが特徴。中央部のベル(カップ)部分を叩くと「カン!」という明るいアクセント音が出る。
- エフェクトシンバル →
- スプラッシュ(小さくアクセントに使う)、チャイナ(反り返った形状で「シャーン」という音)など、特殊な音響効果を狙ったシンバル群の総称。
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パーツ・ハードウェア類
- シェル →
- ドラムの胴体(筒の部分)。木材(メイプル、バーチなど)や金属(スチール、ブラスなど)で作られる。
- レインフォースメント →
- シェルを真円に保つための補強材。シェルの内側の上下部分に追加されている板のこと。
- ラグ →
- シェルに取り付けられた金具。テンションボルトを受けてヘッドの張り具合を調節するパーツ。舟形・チューブラグ・シングルポイント・ローマスなど様々な形状があり、重量や接触面積がシェルの鳴りに影響するため、各メーカーが工夫を凝らす部分でもある。
- ベアリングエッジ →
- シェルとヘッドが接するエッジの先端部分。角度や鋭さが音の立ち上がりとサステインの長さを大きく左右する。
- ベントホール →
- シェルに開けられた小さな空気穴。叩いた瞬間に内部の空気が外へ抜けることで、サウンドの抜け(プロジェクション)や音の立ち上がりに影響する。数・サイズ・位置によってサウンドのキャラクターが変わる。
- ダイカストフープ →
- 溶融金属を型に流し込んで作る高剛性のフープ。音がタイトに締まり、リムショットの音量と明瞭度が増す。
- プレスフープ →
- 金属板を曲げて作るフープ。ダイカストに比べてシェルが自由に振動しやすく、オープンでふくよかな響きになる。
- スネアベッド →
- スネアドラム裏面エッジにある緩やかな凹み。スナッピーをヘッドに密着させるためのもので、深さや幅によって反応が変わる。
- チューニングボルト / ラグナット →
- ヘッドを引っ張って固定するためのボルトと、それを受け止めるラグ内部のメスネジ(ラグナット)。
- チューニングキー →
- チューニングボルトを回すための専用工具。ドラマーの必需品。
- スナッピー(響き線) →
- スネアドラムの裏面に張られた、複数の細いワイヤーを束ねたパーツ。これが振動することでスネア特有のサウンドが生まれる。
- ストレイナー →
- スナッピーをヘッドに押し当てたり離したりして、スナッピーのON/OFFを切り替えるスイッチパーツ。
- フットペダル(キックペダル) →
- バスドラムを鳴らすために足で踏む装置。
- ビーター →
- フットペダルについている、実際にバスドラムの打面に当たる(叩く)部分のパーツ。
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ヘッド(打面)関連
- ヘッド →
- ドラムに張られた打面のフィルム。現代のヘッドの多くはマイラー(PETフィルム)製で、かつての羊皮(ヴェラム)に代わって主流になっている。
- フロントヘッド →
- バスドラムの観客側(叩かない側)を向いているヘッド。マイクを入れるための穴を開けることもある。
- コーテッドヘッド →
- 表面を白くコーティングしてザラザラに加工したヘッド。暖かいアタックと余韻があり、スネアの定番。ブラシ演奏にも対応。
- クリアヘッド →
- コーティングなしの透明なヘッド。音の立ち上がりが速く、オープンな鳴りが特徴。タムによく使われる。
- プライ →
- ヘッドのフィルムの層のこと。「1プライ」は1枚でオープンな鳴り、「2プライ」は2枚重ねでアタック感が強調された明るくパワフルなサウンドになる。
- レゾナント(ボトム)ヘッド →
- ドラム裏面に張る「裏ヘッド」のこと。打面ヘッドとの共振によってドラム全体のピッチや余韻が決まる。
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奏法・リズム用語
- モーラー奏法 →
- 手首・前腕のホイップ(むちのような)モーションと重力を活用し、最小限の力で効率よくストロークする奏法。サンフォード・モーラーが20世紀前半に体系化。高速連打やダイナミクスのコントロールに有効で、多くのプロが基礎としている。
- リニアフレーズ →
- 手足の音が一切重ならないように構成されたフレーズ。ゴスペルチョップスなどで多用される切れ味の鋭いパターンが特徴。
- メトリックモジュレーション →
- ある音価(例:3連符の1拍)を新テンポの基準として扱い、演奏中にテンポが変化したように聴かせる高度なリズム技法。
- レイバック →
- 拍に対して意図的にわずか遅れたタイミングで叩くこと。独特の「タメ」や重厚なグルーヴを生み出す。
- フェザリング →
- ジャズなどでバスドラムを極めて小さな音量で4分打ちすること。アンサンブルのボトムを静かに支えるテクニック。
- ゴーストノート →
- ほぼ聴こえないほど微小な音量で叩く補足的な打音。ビートに繊細なニュアンスと躍動感を与える。
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その他の用語
- チューニング →
- チューニングボルトを対角線上に少しずつ均等に締め・緩めしながら、ドラムの音の高さや響きを整える作業。
- ミュート →
- ガムテープや専用リング、タオルなどを使って、余分な倍音(ビーンという音)や響きを抑えること。
- 電子ドラム(V-Drums、DTXなど) →
- 叩いた振動をセンサーで感知し、モジュール(音源)から電子音を鳴らすドラムセット。自宅練習用として人気が高い。
- エンドーサー →
- 特定の楽器メーカーと契約を結び、そのメーカーの機材を公式に使用・宣伝するプロミュージシャンのこと。
- 指締め(フィンガータイト) →
- チューニングの際、工具を使わず指の力だけでボルトを締めた状態。ここを基準点としてチューニングを開始する。
- メモリーロック →
- スタンドの高さや角度を固定するパーツ。一度設定しておけば次回セッティング時に同じポジションを即座に再現できる。