スタジオ入りしてから「いい音」を出すまでの10分ルーティン
最初の10分でやることを決めておくだけで、その後の2〜3時間の練習の質が変わります。椅子の調整から音確認、ウォームアップまでの具体的な手順。
スタジオに入ってすぐ叩き始め、1時間後に「今日なんか音悪いな」と感じたまま終わる。時間もお金も使ったのにもったいない。最初の10分でやることを決めておくだけで、その後の2〜3時間の質が変わります。
0〜2分:椅子の高さとペダルの位置を確認する
スタジオのドラムは前の人が使った状態のまま残っています。椅子の高さが合っていないまま叩くと、フォームが崩れて音も体への負担も変わります。
基準:椅子に座ったとき、太ももが地面とほぼ水平になる高さ。ペダルはスネアの正面に座った状態でバスドラのビーターが自然に足に触れる距離。
ここをサボると後でフォームがおかしくなっても原因に気づきにくくなります。
2〜5分:スネアとバスドラの音を確認・微調整する
スタジオのヘッドはコンディションが毎回違います。特にスネアは「今日はこもってるな」「緩いな」と感じたら軽く調整します。
やることは1点:各ラグを軽くタップして明らかに音程が外れているところだけ微修正する。完璧なチューニングは不要。「この音では集中できない」を取り除くだけでOK。
5〜8分:ゆっくりテンポでウォームアップ
BPM60〜80で、8分音符のシングルストロークをひたすら叩く。目的は「今日の自分の状態確認」です。
- 利き手と逆手の差は今日どれくらいあるか
- バスドラの反応は今日どんな感じか
- 全体的に体が固いか、動きやすいか
演奏前のウォームアップは体を温めるだけでなく、当日のコンディションを把握するセンサーでもあります。
8〜10分:今日のゴールを声に出す(または書く)
「何を練習するか」を最初に言語化しておく。スタジオに入ってから考えると、なんとなく好きな曲を叩いて終わります。
まとめ:10分の内訳
| 時間 | やること |
|---|---|
| 0〜2分 | 椅子・ペダルの位置調整 |
| 2〜5分 | スネア・バスドラの音確認 |
| 5〜8分 | BPM60〜80でウォームアップ |
| 8〜10分 | 今日のゴール確認 |
たった10分。でもこれをやるかやらないかで、残りの練習時間の中身が変わります。
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この記事を書いた人
まさ
ドラムメーカーのマーケティングマネージャー。元V系インディーズバンドのドラマー&ドラム講師。 中小企業診断士として、ビジネスと音楽の両面からドラム・機材情報を発信しています。