スネアの音が「ペコペコ」するときに見直す3つのこと
スネアの音がペコペコ・ボコボコする——この悩みはチューニングよりも先に確認すべきことがあります。セッティングと叩き方の両面から原因を整理します。
「スネアの音がなんかペコペコする」「締まりがない」「プロみたいなパーンって音が出ない」
これ、チューニングの問題だと思われがちですが、実はそれ以前に確認すべきことがあります。
1. スナッピー(響き線)の張り具合
スネアドラムの裏側に張られている金属の線がスナッピーです。これが緩すぎると音がビヨビヨ・ペコペコになり、締まりがなくなります。
確認方法 スナッピーを指でつまんで少し引っ張ってみてください。フニャッと大きく動くようであれば緩すぎです。
調整方法 スネアサイドのラグ(ネジ)を締めてスナッピーのテンションを上げます。ただし締めすぎるとバズ(スナッピーが鳴りっぱなしになる)が出るので、少しずつ調整してください。
2. ヘッドのチューニング
基本の手順
- すべてのラグを手で締められるところまで回す
- 対角線上のラグを順番に、均等に少しずつ締めていく
- スティックでヘッドの端(各ラグの近く)を軽く叩いて音程を確認
- すべての点で同じ音程になるまで調整する
ヘッド全体のテンションが均一になると、音がまとまって抜けが出てきます。
3. 叩く場所と角度
叩く場所 スネアの中心(センター)で叩くと音がこもりやすくなります。センターから少し外した位置を叩くと音が抜けやすくなります。
スティックの角度 スティックが打面に対して浅い角度(寝た状態)で当たると、接触面積が増えて音がにごります。できるだけ垂直に近い角度で当てることを意識してみてください。
チェックリスト
| チェック項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| スナッピーのテンション | 緩すぎ・締めすぎでないか |
| ラグのテンション | 全ラグで音程が揃っているか |
| 叩く位置 | ど真ん中ではないか |
| スティックの角度 | 寝た角度になっていないか |
「いい音」を出すには、まず目指す音のイメージを持つことが大切です。好きなドラマーの音を基準にしながら調整してみてください。
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この記事を書いた人
まさ
ドラムメーカーのマーケティングマネージャー。元V系インディーズバンドのドラマー&ドラム講師。 中小企業診断士として、ビジネスと音楽の両面からドラム・機材情報を発信しています。